ヒロミチ・オカリナ 新「SG」管 芯のあるクリアさと安定感、抜群の表現性 [工房系オカリナ]

ヒロミチ・オカリナの新作、SG管です。

写真2.jpg

表面写真を見ていただくと解るのですが・・・

この個体は<倍音>を出せるので・・・なんと!

低音「ソ(実音:レ)」~高音「ソ」までカバーできてしまいます!

写真3.jpg

演奏の巾がググ~ッと拡がりますね~

次の写真ですが・・・手持ちの「SG」管を4本並べてみました。

上から、「ヒロミチ」、「ソルジェンテ」、「カンターレ」、「アケタ」です。

ご覧になって・・・いかがでしょうか?

写真1.jpg

「ヒロミチ・SG」は一般的なSG管より一回り大きいですよね!

高音管の傾向としてSGから、いきなり管全体が小ぶりになり・・・

トーンホール間隔がある位置で異常に狭くなってたり、位置そのものが
不自然だったり

構えや運指で難儀することが多々ありませんか?

この「ヒロミチ・SG」のサイズは絶妙でして・・・【大きすぎず、小さすぎず】
ほんとうに取り回しが良いんですね。

トーンホールへの指当たりもエルゴノミクス的に練られていて、とても
押さえやすく、しっくり馴染みます。

安定感を語る上で、「このこと」はとても重要です。

さて・・・

高音管(SC、SG)に馴染みのない方は、あまり意識されないかも
しれませんが・・・

実は・・・表現&音程を「コントロール」することがとても難しい調管
なのです。

高音管になるほど、息量は少なくて済むのですが・・・

入れた息が(管内を巡らず)、瞬間的に抜けてしまうような吹奏感により、
AC管以上に意識して息質をコントロールしなくてはいけません。

じゃないと・・・音程がいつまでたっても安定しないのです。

高音管は息を入れたらそのまんま(極論)・・・・どうしても楽器任せに
なりやすいし

自己表現の余地がとても狭く(訓練すれば・・・)音色(情感)も単調に
なりがちです。

高音管をしっかりとコントロールし、自己表現できるようになるまでには、
それなりの訓練が必要となります。

そこで、このヒロミチ・「新」SGなのですが・・・通常の高音管にはない、
しっかりとした吹奏圧があり、息質をコントロールする余地が十分に
残されているのです。

思いを息に込めると・・・

絶対的安定性と相まって、ピアニシモ~フォルテシモ(pp~ff)の息圧、息質にも
しっかり追従し、繊細な変化を感情表現へと転換していってくれる・・・

表現力と安定性の絶妙なバランスは、見事としか言いようがありません。

さて、肝心の音色ですが・・・

高音管の良点は「クリアさ」に尽きるのですが、このヒロミチには加えて「重厚感」が
存在しているのです。

ドーンと「太い芯」があり、かつ円やかな響き

高音部に耳を突き刺すような刺激は微塵もありません。

ヒロミチの新作SG管には、卓越した安定感、表現性、重厚感のあるクリアな音色・・・

演奏者に愉楽と安心感をもたらす要素が満載されています。

初心者~ベテランまで、どなたにもオススメできる数少ない「SG」管でありましょう。
(個人的にはbest of SG管です!)
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ルミガン
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